休み中にアラートで呼ばれないために!実践すべき「クリーンな引き継ぎ」と「セキュリティ防衛術」
皆さん、こんにちは!お盆休みも終わり、今週から本格的に仕事モードへ復帰された方も多いのではないでしょうか。「しっかりリフレッシュできた!」という声の一方で、休み中に仕事の通知や緊急アラートが気になってヒヤヒヤした経験はありませんでしたか?
私たちIT企業で働く者にとって、長期休暇の前後には「ある共通の恐怖」が存在します。 そう、旅先のビーチや実家の布団の中で鳴り響く、あの不穏な「緊急アラート」の通知音です……。「せっかくの休みだし、仕事のことは1秒も考えたくない!」 「でも、自分が休んでいる間にシステムトラブルが起きたらどうしよう?」
今回は、今回のお盆休みを振り返りつつ、次の長期休暇(シルバーウィークや年末年始など)を100%「完全オフ」で安心して楽しむための、連休前の仕込み技術とセキュリティ防衛スキルを徹底解説します!
休み中に呼ばれないための「仕込み」の技術
まずは、自分が不在の間にチームやシステムが円滑に回るための、エンジニア目線の「クリーンな引き継ぎ」と「自動化」のポイントです。
- とりあえずマージは絶対NG!コードのクリーンアップ
休み直前に「キリが良いから」と未検証のコードをメインブランチにマージするのは、残されたメンバーへの爆弾投下になりかねません。連休直前は新規実装を控え、レビューやリファクタリング、バグ修正に徹するのがスマートな大人の作法です。
- 自動テストとCI/CDの整備
「自分がいないとテストが回せない」「デプロイの手順がブラックボックス化している」という状態は危険です。不在時でも異常を検知できるよう、自動テスト(CI)を確実に通る状態にしておき、万が一のロールバック(切り戻し)の手順もドキュメント化しておきましょう。
- 何がどこにあるかを伝えるクリーンな引き継ぎ
自分が担当しているタスクの進捗状況、想定されるリスク、そして「〇〇のバグが起きたら、ここを見てほしい」というログの場所を、IssueやNotionに1枚の「引き継ぎシート」としてまとめておきましょう。これがあるだけで、残されたメンバーの安心感が違います。
旅先でのワーケーション?現代の働き方に潜むセキュリティリスク
最近では、長期休暇の前後に旅行先や実家からリモートワークをする「ワーケーション」を取り入れるメンバーも増えています。とても素敵な働き方ですが、オフィスや自宅とは違う「外の環境」にはリスクが潜んでいます。
カフェで海を眺めながら優雅にカタカタとコードを書いていて、ちょっとトイレに立ったその隙に画面を盗み見られたり、最悪の場合はPCを紛失したり……なんていうヒヤリハットは、決して他人事ではありません。
リゾート気分に負けないために、以下の「セキュリティ防衛3箇条」を日頃から徹底しましょう!
【第1条】公共Wi-Fiには絶対にそのまま繋がない
カフェやホテルの無料Wi-Fiは、通信が暗号化されていないケースが多く、悪意ある第三者にデータを盗聴されるリスクがあります。業務を行う際は、必ず会社のVPNを経由するか、個人のモバイルルーター、スマートフォンのテザリングを使用してください。
【第2条】「ショルダーハック(覗き見)」の対策
新幹線やカフェなど、背後に人が通る場所での作業は要注意です。画面から機密情報やソースコードが丸見えになっていることがあります。覗き見防止フィルターの着用はもちろん、できるだけ壁を背にした席を選ぶ工夫をしましょう。
【第3条】「数分だから」の離席が命取り
「ちょっと飲み物をおかわりしに」「トイレに」と、PCをログイン状態のまま席に置いていくのは絶対にNGです。短時間の離席でも必ず画面をロック(Win + L または Mac: Cmd + Ctrl + Q)し、可能であればPC自体を持ち歩くようにしてください。
まとめ
長期休暇を安心して迎えるための準備は、「残されるメンバーへの思いやり」であり、同時に「自分自身のプライベートを守るための盾」でもあります。
今回のお盆休み、あなたのチームの引き継ぎやセキュリティ対策は万全でしたか? 「実はアラートで呼ばれてしまった…」「引き継ぎ不足でバタバタした…」という方は、ぜひ次の連休に向けて、今から少しずつ運用の見直しや「仕込み」の仕組み化を進めていきましょう!
執筆者:野良犬リク





