スキルアップするために出来ること

いまもIT業界で働く人は、年々増える傾向にあります。令和4年は厚生労働省の雇用動向調査によると離職率が11.9%に比べ入職率が13%でした。

          (引用元:政府統計-令和4年雇用動向調査結果の概況- )

これからもIT人材が増えていく中で、どうしてもスキルを向上させて、新しいことにチャレンジしたいという方もいるのではないでしょうか。今回はロースキル技術者から脱却する方法をご紹介します。

ロースキルからスキルアップをするには?

他業種からIT業界に転職してきた方は、どういったITの仕事があるか分からないままお客様先で仕事をするケースもあるでしょう。そうなると、何を学習すればいいか分からずついつい自己学習をサボりがちになってしまいます。そうならないためには何をしなければならないのでしょうか。まずは何系エンジニアになりたいかを決めます。

自分の希望するITエンジニアを決める

ITエンジニアの種類は大まかに3つの分類があります。

開発エンジニア アプリケーションやシステム、自動車などの制御システムなど多岐にわたり
開発する
Web系エンジニアWebサイト向けのアプリケーションソフトウェアの設計・開発
インフラエンジニア ネットワークやサーバー、データベースなどのITの基盤となる部分の構築や
管理

また、この他にも業務をサポートするヘルプデスクや会社の情報資産を守る情報セキュリティなどがあります。

自分の希望に関連する学習目標を設定する

希望のITエンジニアを決めたら関連する資格などの学習目標を決めます。目標の設定をするうえでいくつか注意があります。

具体的な目標を決める

ただ学習をすることを目標にしてしまうと参考書を購入する行為や、内容を軽く読むことで満足してしまいがちです。出来るだけ具体的に、「資格を取得する」「某ラーニングサイトで特定のランクに到達する」など設定するとよいでしょう。

スケジュールを立てる

期限を設けないと自身の仕事の忙しさを言い訳にサボりがちになってしまいます。目標期限を半年~1年程度で決めることでいつまでにどの程度学習を進めるかなどのスケジュールを立てることが出来ます。

期限が過ぎた目標を評価する

具体的な目標と期限を設定し達成出来る事に越したことはないですが、達成出来ないケースもあります。まずは目標に対してどの程度達成出来ているかを自身で評価し、「目標に事態に無理があった」「もう少しで達成出来る」などを確認したうえで次回の目標設定に反映させていきます。

以上を繰り返し今よりも希望するITのお仕事に近づいていく事が出来ます。

ここまでで自分のなりたいエンジニアが決まらなかった方には、まずはITパスポートや基本情報技術者の学習をおすすめします。IT業界の事を広く知ることができ、自分が得意で好きなジャンルを見つけられるかもしれません。

shormaでは毎年個人目標を決めて、一人ひとりが去年の自分より成長出来るようサポートを行っています。今の自分を変えて、より成長したいと考える方、是非一度shormaに相談してみませんか?

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