今さら聞けない!?よく使うデータ型と変換方法

日々の業務の中で、集計作業などの簡単な個人用ツールを作成しようとしたところ、
データ変換方法をど忘れしてしまって思ったより手間取ってしまった経験はありませんか。
この記事ではC#などでのよく使われるデータの型とデータ変換方法についてご紹介します。
※ここでは組み込み型や参照型についての説明は行わず、業務で使用する頻度の高いものについてまとめています

型の種類

・int
 整数数値型の一つで、符号付き32ビット整数
 [int]は符号付きなのでマイナスも扱え、
 範囲は「-2,147,483,648 ~ 2,147,483,647」までを扱えます。
 既定値:ゼロ (0) 
 例:34831525、-255 

・bool
 bool型(論理型)でブール値 (true または false のいずれか) を表します。
 主に制御条件などで扱われます。
 既定値: false

・string
 文字列型で参照型ですが、等値演算子[ ==] および[ !=] は、値を比較するように定義されています。
 既定値:null
 例:”shorma”、”エンジニア”、”050-3483-1525”

・DateTime
 特定の時点を表します。通常、日時形式で表されます。

変換方法

文字列に変換

1.ToStringメソッドで数値を文字列に変換する方法
例えば数値[34831525]が格納されている変数[num]の値を文字列として抽出する場合、
下記のように ToStringメソッドを使用します。

 num.ToString()

2.ToStringメソッドで日時を文字列に変換する方法
例えば日付[2018/01/31 12:13:14]が格納されている変数[dateKEN]の値を文字列として抽出する場合、
下記のようにToStringメソッドを使用します。

dateKENDate. ToString(”yyyy/MM/dd HH:mm:ss”)

文字列から数値に変換

数値へ変換する場合はParseメソッドを使用します。

例:int型に変換  int. Parse(”123”) 
  float型に変換 float. Parse(”123.456”)

文字列からの変換を行う場合、必ずしも変換に適した状態ではありません。
TryParseを使用することで数値への変換と、ブール値を取得することが出来ます。

文字列からDateTimeに変換

例えば文字列[“2018/01/31 12:13:14”]が格納されている変数[strKEN]の値を日時として抽出する場合、下記のようにParseメソッドを使用します。

DateTime. Parse(strKEN)

文字列からの変換を行う場合、必ずしも変換に適した状態ではありません。TryParseを使用することで日付への変換と、ブール値を取得することが出来ます。


今回はよく使われるデータの型とその変換方法について簡単に紹介してきました。上記以外にも、Convertクラスを使った変換方法などもあります。興味がある方はぜひ調べてみてはいかがでしょうか。

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